過去と現在、機械と人間、常識と非常識

気象庁が発表した『2024年7月の天候』によると、先月の平均気温は7月としては最も高かったらしい。この記録は、都市化の影響を受けにくいと考えられる地点の平均値なのだそうで、要するに今夏の日本は過去イチ暑い。過去の常識は現在の非常識かもしれない。皆様お気を付けいただきたい。

在宅勤務で部屋にずっと居る私にとって、部屋のエアコンは欠かせない存在である。暑い日に部屋を涼しくしてくれるのは勿論のこと、リモコンに温度計が付いており、エアコンをOFFにしている時にも室温が分かるところが気に入っている。大抵の場合、気温よりも室温の方が数℃高いのである。

私の家は2階建てであり、日中は1階より2階の方が暑くなる。例えば1階の温度計が32℃の時、2階の在宅勤務部屋にあるリモコン温度計は35℃だったりする。その差3℃。そして1階の温度計が33℃の時、2階の温度計は35℃。その差2℃。1階が34℃の時、2階は35℃。その差1℃……? 何かがおかしい。

説明書を探して読んだ。するとこのリモコン温度計、室温35℃以上であっても表示上は35℃となるのだそうだ。今日も室温は35℃か、などと思って在宅勤務をしていた私だが、実際には測定不能であって、室温は40℃以上だったかもしれないのである。表示を信じ切っていた私が馬鹿であった。

正確な室温が知りたいのであれば、エアコンのリモコンに付属している簡易温度計に頼らず、ちゃんとした温度計を用意するべきなのだろう。そういえば、睡眠時の二酸化炭素濃度も気になっていた。良い機会なので、手頃な温度計兼二酸化炭素濃度計を探してみることにしよう。

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