スギ花粉を抜けると過ごしやすい季節だった

桜の季節である。早いところではもう花がほとんど散って葉桜となっているが、まだ花を楽しめるところも多い。我が家の近所には川があり、その両岸には桜並木がある。ここの桜は散り始めてはいるものの、あと1週間くらいは花の方が多いだろう。散歩の楽しみの一つである。

私にとって桜は、花を見て嬉しく思うものであると同時に、スギ花粉という苦しみからの解放を示唆するものでもある。経験則として、桜の花が満開となる頃、私の花粉症の症状は和らぐ。スギ花粉のピークが過ぎる頃なのだろう。今年もこの時期を何とか乗り切ることができた。

花粉の季節を超えれば、外出が苦にならなくなる。花粉だけでなく、その頃になれば気温もそれほど低くはならず、かといってそこまで日差しは強くない。その場で立っていると少し寒いくらいで、歩いていると少し汗ばむくらいだ。そう、ついに散歩の季節がやってきたのだ。

運動の秋や、スポーツの秋という言葉はあっても、春にそういう類の言葉は聞かない。きっと、春はみんな運動やスポーツをしたくなるから、わざわざ言葉を作る必要が無いのだろう。実際、この春ジョギング始めました、という人を1日で3人くらい見かけた。

来月初めには連休、いわゆるゴールデンウィークがある。つまり複数日に渡っての大きな散歩が実行できるということだ。おそらく混み合うので宿泊ができないのが難しいところだが、どこか長距離を歩き切って達成感を得たい。まずはどこをどう歩くか、計画を立てることとしよう。

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