バージョンアップしたのでバージョンアップできた話

気付いたら、このサイトで使用しているWordpressのダッシュボードに警告が表示されていた。phpのバージョンが古いので新しくせよ、という内容だ。すんなりとは行かなかったが、どうにかバージョンアップが完了したので、今回はそのことを書くことにする。

警告に従い、php7.4から8.0以上へバージョンアップしてみると、critical errorなるものが表示されてWordpressの管理画面へアクセスできなくなった。幸い、phpのバージョンは簡単に戻せたし、戻せば前述のエラーは消えた。なので落ち着いて、一つ一つ環境を見直した。

当然、Wordpress自身はphp8に対応しているはずだから、エラーの原因は私のカスタマイズ部分にある。しかし、テーマを変えても、プラグインを無効化しても、状況は変わらず。管理画面へアクセスできないのだから、もっと根本的な部分に原因があるような気がする。

思い出した。このサイトはさくらインターネットの『さくらのレンタルサーバ ライト』で運用している。このプランはMySQL非対応だが、SQLiteには対応しているので、wp-sqlite-dbというドロップインを使用し、無理矢理Wordpressを動かしている。これが原因ではないか。

検索すると、wp-sqlite-dbとphp8でWordpressを構築した、という内容の記事がヒットした。どうやら最新のwp-sqlite-dbであればphp8に対応しているらしい。手動でwp-sqlite-dbをバージョン1.1.0から1.3.1へと更新すると、エラーは発生しなくなった。やれやれ。

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