購入する前は活用方法が見出せなかったタブレット端末、NECのPC-T1055KASを購入してから4カ月ほどが経過した。今のところ、それなりに便利に使用している。購入直後に少し触っただけですぐ忘れ去る、とはなっていないことが、我ながら意外である。
新しい活用方法を思いついたわけではない。今までスマートフォンで行っていたいくつかのことを、代わりにタブレット端末で行うことにしただけである。しかし百聞は一見に如かず、というやつで、実際にやってみると想像していたよりも便利だったり不便だったりした。
便利だった点は、まず単純に端末が2つになることだ。スマートフォンでやっていることを中断せずに別のことが同時並行でできる。そしてタブレット端末はスマートフォンと比較して、コンテンツの一覧性が高い。これが調べ物やECサイト閲覧を快適にしてくれる。
不便だった点は、充電池の残量を管理する端末が増えること、普段から持ち歩くには少しかさばること。あと想像と異なった点として、電子書籍の閲覧に便利そうだから読書時間が増えるのではないか、増えてほしい、と期待していたのだが、そうはならなかった。
先週、通勤電車でタブレット端末を見かけることが何故か多かった。1日で3人、見た日もあった。ひょっとするとタブレット端末の再ブームが来ており、知らずにブームに乗っているのかもしれない。私には電車でタブレット端末を使用する勇気は無いが。