今年もあとひと月で終わる。自分の親をはじめとした年長者たちに「歳を取ると月日が経つのを速く感じる」とは聞いていたが、確かにその通りだと思う。今の私がそうなのだから、かつて話をしてくれた年長者たちは、今どれほどの速さを感じているのだろう。
年末になると、年末ならではの作業について考え始める。例えば大掃除、例えば年賀状作成。しかし考えてみれば、どちらも年末に実施すべき理由は無い。年一回、行えば良いだけのことで、やろうと思えばいつでもできる。なのに何となく、年末の作業だと思っている。
大掃除は、窓ガラスを拭くのが屋外活動なので、本当の年末である12月末あたりに行うと、寒い。だから秋口にもうやってしまおうか、と考えたりもしたが、結局まだ実施していない。年末にやるものだという意識が染みついているのか、何となくやる気が出なかったのである。
干支なんかも来年のものの発表を待つ必要など無いのだから、年賀状だって1月から作成し始めても良いはずだ。私の作る年賀状は、私自身の今年あった出来事などは毎年、入れていないのだから、なおさらである。でもやはり、大掃除と同じく、まだなのだ。
夏休みの宿題のことを、ふと思い出す。そういえば私は、早くとも8月20日くらいにならないと、夏休みの宿題に取り掛からない子供であった。宿題をすべて7月中に終えるなど、夢物語としか思えなかった。つまりこれが、三つ子の魂百まで、ということなのだろう。