冬至を控え、いよいよ寒さが深まってきた。夜、布団に入り、全身すっぽりと掛布団に入っていても、足先や首筋が冷えてきて、安眠できない。なかなか寝付けないし、ようやく眠っても翌朝に目覚めると疲れは取れていない。由々しき事態である。
足先が冷えることに対しては、シンプルに対策した。予備の布団を引っ張り出して、足元にだけ掛けることにしたのである。元の掛布団よりも一回り広めに、足先から入り込む隙間風を防ぐようなイメージである。これで、足の冷えは大幅に改善した。
首筋にも対策をしたいが、こちらは足先と同じようにはいかない。一回り広めに掛布団を追加したら、それは頭を覆ってしまい呼吸が苦しくなるからだ。なので、首だけをピンポイントで温めるべくマフラーをしながら眠ってみたところ、これはなかなか良かった。
良かったのだが、惜しい点があった。マフラーなので、寝相によっては外れてしまうのだ。かといって外れないようにキツく縛ったりすると、今度は寝ている間に首が締まらないか心配である。安眠しようとして永眠してしまいました、ではシャレにならない。
思い付いて、部屋着のTシャツを脱ぐ際、腕まで脱いだ状態で首に引っ掛けておいてみた。すると、先述の問題がすべて解決した。首筋は暖かいし、Tシャツなのでマフラーのように外れることは無いし、首が締まることも無い。冬の寝巻に首Tシャツ、オススメである。