爪を噛むのは、小さな頃からの癖だ。自分一人で家の中に居て、これといってやることも無く、精神的に不安定な時、いつの間にか手指の爪を噛んでいる。私の場合、ただ噛むだけにとどまらず、しばらく噛んでいるとそのうち歯の力が強まり、爪を嚙み千切ってしまう。
続きを読む →投稿者: 宮田 宗浩
比喩表現ではなく、頭の痛い出来事
頭痛により、この週末はずっと寝ていた。幸い、何も予定は入っていなかったので、時間を気にせず眠りたいだけ眠った。初日は食欲もわかず、本当にただ眠っていた。丸一日も眠ると、だんだん食欲が回復してきて、食べて排泄して寝る、という生活に変わった。
続きを読む →むんむくむくむく、むんむくむくむく、むくむ足
数字の上では既に中年となっている私である。何かの書類に自分の年齢を書き入れる時など、知識としてその年齢であることを知っているからその数字を書き入れるのだけれども、自意識とその数字があまりうまく嚙み合っていない。要するに、まだ若いと思っているのだ。
続きを読む →私のシルバーウィークは後ろの方の4連休
秋が来た。最高気温35℃が当然だった週間天気予報が、日によって25℃を下回るようになった。19時を超えてもまだ明るかった空が、18時を過ぎたあたりで急に暗くなるようになった。夜になると鳴き始めるセミが、スズムシに代わるようになった。秋である。
続きを読む →暑さにやられ、寒さにやられ、冷暖房にもまたやられ
寒暖に弱くなった。子供の頃は「今日は暑いなぁ」「寒いなぁ」で済んでいたものが、「暑いから、寒いからこういう対策をしよう」となり、今では対策をしなければ高確率で体調が悪くなる。対策が私の身体を弱めているのかもしれないが、もはや抜け出せない。
続きを読む →いつもはしない、できればしたくないこと
台風が来た。平日だった。かつての私であれば、それだけを理由に休みを取ったし、予定はキャンセルした。何しろ相手は台風なので、人間の都合などお構いなしだ。それに対応するのであれば、他の人間の都合になど構っていられない。私は私の都合だけを考えたい。
続きを読む →あなたと私をつなぐ、見えないけど確かにあるもの
我が家の無線LAN環境を見直した。ここ1カ月ほど、かなりストレスフルな状態が続いていたのだ。例えば動画を再生するまでに待たされ、再生が始まっても画質が悪く、またしばしば停止したり、ひどい時には無線LANが切断され、モバイルデータを使っていたりした。
続きを読む →私の身体に現れた、何かの予兆かもしれないもの
風呂に入っていた。湯船から上がり、ふと右足の甲を見ると、皮膚の一部が赤くなっていた。最初は蚊に食われたりしたのだろうか、変なところを食う蚊もいるものだ、と思ったが、どうも違うようだ。というのも、その赤い部分の形が少し特殊だったからである。
続きを読む →混雑は嫌いだけれど閑散は苦手だ
世間ではお盆休みとなる一週間だった。私はいつもとほぼ変わらない一週間を過ごした。変わったことといえば、いつもの電車がいつもより空いていたり、いつもは見かけない人々が乗ってきたり、いつもより大きな手荷物が多かったりした。発着時刻はいつも通りだった。
続きを読む →クーラー頼る夏の夜、眠りが浅い夏の朝
夏である。暑いのである。夜じゅうずっと暑いので睡眠が浅く、疲れが取れない。いつもは見ない夢を3夜続けて見たりするし、その内容が『何かの式典で、正装した出席者たちの間を、全裸の私が通り抜けて皆に嘲笑される』だったりして、余計に疲れたりする。
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