しっかり者を装いきれない天性のうっかり者

私は、うっかり者である。よく忘れ、よく見落とし、よく無くす。それを自覚してからは、そうならないよう対策を一つひとつ講じてきた。おかげで現在では、うっかりから困難な状況に陥ることはかなり減った。そう、かなり減った、のである。つまり、未だに少しは困難な状況に陥る、ということだ。

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